America First 2019 7 15 Marine Day

 2016年にトランプ氏が「America First」を訴えていましたが、
私は、それに賛同する趣旨のことを書いています。
 実は、アメリカが自動車生産で世界一の時代がありました。
テレビ生産でも、世界トップレベルのことがありました。
半導体でも、世界一の時代がありました。
 なぜ、アメリカは、自国の産業を滅ぼしてでも、
気前良く、同盟国の製品を購入したのか。
 それは、米ソ冷戦があったからです。
ソ連という強大な敵に対峙するには、
同盟国を強化する必要があったのです。
つまり、同盟国の経済を強化する必要があったのです。
 だからこそ、同盟国の製品を気前よく買う理由があったのです。
これが自国産業を滅ぼす結果になっても、
米ソ冷戦を戦い抜く必要があったのです。
 しかし、冷戦が終わったので、
同盟国を優遇する政策は、必要なくなったはずです。
つまり、「America First」という政策に変えるべきでした。
 しかし、冷戦終了後も、アメリカは、
「同盟国優遇政策」を長期間続けた結果、
中流階級が没落して、貧困層が激増しています。
もはや、持続不可能なレベルに達しています。
だからこそ、「America First」は必要に迫られた政策です。
 さすがに、アメリカがテレビ生産で世界一を取り戻すというのは無理なので、
「未来の自動車」と「半導体」で世界一を取り戻したいと考えるのは自然です。
 とりわけ、「半導体」は、軍事に応用できますので、
さらに、第三次世界大戦はサイバー戦争になると言われているので、
アメリカが半導体の覇権を取り戻すのは必須となっています。
 さて、正確に覚えていませんが、
私の記憶が確かならば、2003年ごろだったでしょうか。
その時のニューズウィーク日本版には、このような記事がありました。
アメリカで、テレビ生産が終わった。
最後の1台が出荷された。
そういう趣旨のことが、さびしそうに書いてあったと思います。
 私は、「我々は、やりすぎてしまった。
いくら同盟国でも、
アメリカの産業を滅ぼすまでやってしまうことに正義はない。
 そもそも、貿易とは、相手国に100輸出したら、
相手国から100輸入してこそ持続可能ではないか」と思ったのです。
From this day forward, it's going to be only America First, America First.
(今日から先は、ひたすら「アメリカ第一」です。「アメリカ第一」です)
「トランプ大統領の就任演説」





















































































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